4月17日(土)は、「朝日カルチャー日本酒講座」が開催されたので参加してきました。
今回のテーマとして、「江戸の食文化と酒」でした。
講義ともに以下の6種類のお酒を楽しみました。
今回の講義は、過去からテーマとして取り上げられていましたが、
さらに内容が充実してきましたので、一部を紹介します。
○うなぎ料理
江戸の鰻は、徳川家康の時代に干拓によって多くの泥炭湿地ができたことにより、
鰻が住み着くようになり食べられるようになったと言われているそうです。
江戸前という言葉も、元々は鰻に対して言われていた言葉で、後に寿司にも使われるようになった。
鰻の食べ方は、江戸初期までは、蒲の穂のようにぶっ切れにした鰻を串に刺して焼いただけという食べ方であった。現在のように開いてタレを付けて食べるようになったには、江戸時代後期の天保年間に千葉県銚子にあるヒゲタ醤油が濃口醤油を作り出してからだそうです。
○蕎麦
「蕎麦切り(現在のような細長い蕎麦)」の発祥というのは、諸説あるがどうやら甲州の天目山あたりらしい。天野信景という尾張藩士で江戸時代中期の国学者がそう書いている。蕎麦切りが一般的になったのは、江戸時代寛永年間(1624~1645)のことで、それまでは、「蕎麦がき」のように蕎麦粉をこねて食べていたらしい。
ということで、先生がお手製蕎麦がきを作ってくれました。
○寿司
寿司(鮨・鮓)とは、一般に米飯などと主に魚介類を組み合わせた和食。伝統的にわさびと一緒に食べられる。元々寿司には「なれずし」と呼ばれる「鮒ずし」を代表とする乳酸を利用した寿司と、「早すし」と呼ばれる酢酸を主たる酸味成分とする寿司に分けられる。
○その他の江戸食文化
・どぜう鍋
・天ぷらについて、教えていただきました。
先生の話を聞きながら、生徒は、お酒を楽しむというなんとも楽しい講座です。
でも、勉強になります。
来月も楽しみです。