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「日本酒講座」に参加して

A大学の第4回目の日本酒講座に出席して勉強してきました。
今回のカリュキラムは「日本酒の香味別分類と判定方法」です。

日本酒は大きく4タイプに分類されるそうです
すなわち、「薫酒」、「爽酒」、「醇酒」、「熟酒」だそうです。

各タイプの特徴は以下のとおりです。
「薫酒」:果実や花の様な華やかな香りが高く、軽快で爽やかな味わいが特徴
「爽酒」:香りは全体に控えめであるが、新鮮で清涼感のある含み香を持ち、
 なめらかでみずみずしい味わいが特徴
「醇酒」:原料の米そのものを想わせるようなふくよかな香りと、
充実した旨味を感じさせるコクのある味わいが特徴
「熟酒」:ドライフルーツやスパイスなどの複雑性のある練れた熟成香を持ち、
     とろりとした甘味や深い酸味、ボリューム感のある旨味が合わさった力強い味わいが特徴

さて、今回は、唎酒師勉強用の「デイスティングトレーニング用4タイプ日本酒」で、
それぞれ試飲をしながらの勉強です。
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1番「薫酒」、2番「爽酒」、3番「醇酒」、4番「熟酒」として、それぞれのグラスにそそぎ、外観はどうか、香りはどうか、味わいはどうか、想像できる飲用シーンは何か、飲用温度はどこがいいか、適した器は何がいいか、相性のよい料理は何かとそれぞれの特徴を把握しての勉強です。
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さて、この「デイスティングトレーニング用4タイプ日本酒」でのそれぞれ試飲のあとは、本物のお酒の試飲です。それが、5番から8番のお酒です。
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5番は、まさに「薫酒」タイプのお酒
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6番は、「薫酒」と「爽酒」の両方を感じます。
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7番は、「醇酒」なんですが、「爽酒」の感じもあります。
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8番は、「熟酒」タイプですが、「醇酒」の一面も感じます。
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このように実際のお酒では、必ずしも明確な分類ができないようですが、大きな分類を知ることで、
合わせる料理も変わり、さらに日本酒が美味しくなることがよく分かりました。
でも、なかなか明確に試飲結果を表せないので、まだまだ、修行が足りないようです。