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「愛知大学 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

1月9日(土)は、27年秋季「愛知大学 日本酒講座 日本酒をとりまく酒文化を探る極上コース」の
第四回目が開催されたので、参加してきました。
今回のテーマは、「歌舞伎と日本酒」です。
歌舞伎のDVDを見ながら日本酒と歌舞伎を勉強する企画です。
今回、上映した歌舞伎は、「籠釣瓶花街酔醒」です。
江戸時代の享保年間に起きた「吉原百人斬り」事件をもとにした作品です。

ということで、まずは、吉原遊郭の勉強です。
吉原遊郭は、江戸幕府によって公認された遊郭
始めは日本橋近く(現在の日本橋人形町)にあり、
明暦の大火後、浅草寺裏の日本堤に移転し、前者を元吉原、後者を新吉原と呼んだ。
元々は大御所・徳川家康の終焉の地、駿河(現在の静岡市葵区)城下にあった
二丁町遊郭から一部が移転されたのが始まりとのことです。
画面は、吉原の大門前の様子です。
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DVDは、江戸に絹を売りに来た佐野次郎左衛門が下男治六とともに
吉原を見物することから始まります。
いかにも田舎者のなりの二人は、客引きにあやうく騙されそうになります。
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魁道中で「八ッ橋」が登場!!
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次郎左衛門は「八ッ橋」に一目ぼれしてしまいます。
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次郎左衛門は、その後、「八ッ橋」のもとに通いつめ、近々身請けをする話がまとまる。
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八ッ橋の情夫である浪人・繁山栄之丞は、八ッ橋に次郎左衛門に愛想尽かしをするように
無理強いします。
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「身請けをされるのはもともと嫌でありんすから、お断り申します。
どうぞこの後わたしのところに遊びに来て下さんすな」と恥をかかせます。
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この後、八ッ橋のことはあきらめ、寂しげに故郷に帰っていきます。

年の暮れ、次郎左衛門が久し振りに立花屋に顔を見せ、八ッ橋とまた初会となって、
遊びたいといい、皆が歓迎します。
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しかし、八ッ橋と二人になった次郎左衛門は、
「これ八ッ橋、よくも先頃次郎左衛門に、おのれは恥をかかせたな」と「籠釣瓶」を抜き、
逃げる八ッ橋を切り殺します。
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狂気した次郎左衛門は刀を燭台に透かし見て、
「ハテ籠釣瓶は、よく切れるなあ。」と笑う。
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ということで、どちらかというと歌舞伎のDVDに魅了された時間でした。

日本文化の「歌舞伎」・・・素晴らしいですね。

日本文化をテーマとした日本酒と歌舞伎・・・誠に興味深いです。
いつも素敵な企画の丸尾先生に感謝です。