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「朝日カルチャーセンター 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

5月20日(土)は、「朝日カルチャーセンター 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。
朝日カルチャーセンターに移ってから2回目の開催となります。
今回のテーマは、「鬼ころし鬼ごろし」でした。・・・初めての企画です。
用意された日本酒は、もちろん「鬼ころし」です。
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さて、鬼ころしの語源は・・・
御伽草子の「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の話で、源頼朝が鬼退治したところから生まれたと言葉にされている。丹波大江山に住み、都に出没しては悪事を繰り返す鬼に、酒をたらふく飲ませて酔いつぶしたうえで退治する話。酒の名前は、「神便鬼毒酒(じんべんきどくしゅ)」というが、難しい言葉なので、「鬼ころし」と命名され、鬼が飲めば毒となり、人が飲めば力百倍になると言われるものだそうです。

現在の鬼ころしは、
「鬼を殺すほど辛い酒」という意味から辛口の代名詞として使われているが、低アルコール酒や合成酒のパック酒に「鬼ころし」の名前が使われる場合が多く、「鬼を殺すほど粗悪で悪酔いのする酒」とも言われ、広辞苑を見ると、辛口で雑味が多くあまりよくないお酒と説明されているようで残念です。

お酒の講義のあとは、歌舞伎のDVDです。
今回は、「苦労納御礼 今昔桃太郎」です。
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桃太郎は、中村勘九郎(後の勘三郎)です。
奇想天外なストーリーで予測不可能、誰も考えつかなかった桃太郎の続編です。

鬼退治後、中年になった桃太郎は、往年の勇姿は見る影もなく、無気力で一日中家に閉じこもっている。
そんな桃太郎の身に鬼たちの復讐計画が迫っていた・・・・
歌舞伎座は爆笑の渦。なんとも楽しい奇想天外な物語・・・
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DVDと鬼ころしのお酒がマッチしていました。
誠に面白い時間でした。
来月も楽しみです。