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「風の森」の飲み比べ

「油長酒造(奈良県)」の「風の森」がお気に入りです。

今回、「風の森」の飲み比べをすることができました。
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「風の森 秋津穂 純米大吟醸しぼり華」ですが、同じではありません。
裏のラベルを見ると、わかります。
実は、上槽方法が違うのです。
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ラベルの記載には、
「笊籬採り(いかきとり)」
~当蔵が独自に開発をした、全く新しい上槽方法です。
お酒が無酸素無加圧状態で浸透し、酸化する事なく醪から分離されます。
溶存酸素濃度を極限まで抑え、香気成分を揮散させず、旨味を壊さず、
純粋で透明感に溢れた特別な風の森です。~ 
とありました。

さらにネットで調べると、
笊籬(いかき)採りとは、油長酒造が室町時代から江戸時代にかけての酒造文書資料にある「笊籬」という清酒造りの技法からヒントを得て、その上で油長酒造が独自に研究開発を重ねた、全く新しい試みです。技法としては、もろみ中に笊籬状(ザルのようなもの)のスクリーンを沈め、もろみと清酒を分離する技法で、袋吊りの欠点を補える利点があります。今までの袋吊りの大きな欠点は、袋より長時間にわたり滲みだした清酒が、周囲の空気に触れて酸化し、同時に香気成分も揮散することでした。この油長酒造の新しい技法によって、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れることなく採ることが可能になりました。大切に育て上げたもろみの風味そのままに、香気成分を揮散させるず、旨味を壊すことも無くなりました。通常の商品よりも炭酸ガスの含有率が高くなっている為、通常商品以上に開栓時に「ポンッ!」とガスが抜ける音がします。また、非常に粒子の細かいガズが溶け込んでいるのでしょう。ピチピチとした感じは少ないのですが、開栓後すぐは炭酸ガス特有の苦味や酸味をそれぞれに感じます。開栓後しばらくすると本来の旨みや味わいが顔を出してきますので、焦らずゆっくりとお楽しみ下さい。 
とありました。

さて、私の飲んだ感想は?
好きなタイプのお酒だけに両方とも美味しかったのですが、
笊籬採りのほうが、やわらかく、まろやかに感じました。
なんとも、貧弱な感想で恐縮です。

日本酒も、どんどん進化していますね。
今後も楽しみです。