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「朝日カルチャーセンター 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

9月15日(土)は、「朝日カルチャーセンター 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

今回のテーマは、前回に続き「利き酒NO.2」です。
講座の資料です。
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興味深かったのは、
秋に出荷される酒「ひやおろし/秋あがり」についてです。

ひやおろし」とは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないように春先に火入れ(加熱殺菌)
した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の
加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、
秋の酒として珍重されてきた。

ひやおろしが、2度目の「火入れ」をしない理由は?
①1度目の貯蔵前に「火入れ」
 ・夏を越して、安定して加熱させるため
 ・生のまま低温貯蔵では熟成が進まず、秋口に熟成の旨みは出ない
②2度目の「火入れ」をしない
 ・熟成による風味をそのまま残すため

造りたての酒は旨いのか?
 ①搾ってすぐ・・・・フレッシュ、さわやか、ドライ→味気ない、渋み
 ②火入れ後・・・・「あらさ」、「火冷め香」
 ③秋ぐち・・・・まろやかさ、旨み、甘みなど、違った味わいが出てくる。

秋の料理と「ひやおろし
 ・秋刀魚、サバなどの脂の乗った魚が美味しい
 ・キノコ類、栗や銀杏など芳醇な香りの食材
 ・気温の低下によって、温かい食べ物がほしくなる(おでんや鍋物


今回も勉強になりました。
丸尾先生、ありがとうございました。

次回は、蔵元さんからの講座で楽しみです。