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「アルピンヌ」チーズ会に参加してきました。(NO.1)

7月7日(日)は、名古屋・丸の内にある「チーズカフェアルピンヌ」にて、
チーズ会が開催されたので、参加してきました。
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今回のテーマは、千葉県いすみ市にある「高秀牧場ミルク工房」の大倉さんを迎えての会でした。
千葉県いすみ市には、なんとチーズ工房が5軒もあり、全国的に珍しい地域のようです。
その中、大倉さんの熱意ある講義を聞きながら、大倉さんが作った12種類のチーズを
楽しませていただきました。

今回、用意されたチーズは、大きく3種類に分けられます。
すなわち、牛乳の凝固方法による分類です。

酵素凝固タイプ
牛乳に含まれる乳糖は乳酸菌で醗酵することにより、乳酸になります。
これによってヨーグルトのように固まったかのよう見えます。
今回は、3種類の食べ比べです。
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さらに、2週間、熟成させ、酵母菌を入れたものの食べ比べです。
左端のおぼろ月は、炭を入れたものです。
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切った中の状態は、こんな感じです。
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次は、チーズの作り方の主流である
レンネット凝固タイプ
牛乳のタンパク質をレンネット酵素)の力で結びつける。その際乳脂肪も
一緒に引き込まれ凝固します。レンネットは子牛の胃から抽出したものです。
今回は、熟成年違いです。
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次は、ブルーチーズです。
 穴あり、なしによる違いを楽しみました。
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最後は、
③熱凝固タイプ
牛乳に熱を加えることによってタンパク質が固まる。
牛乳を沸かすと表面に膜がはるが、これはたんぱく質が熱変性によって固まったもの。
身近な物では湯葉や、茹で卵も同じ原理です。
チーズ作りでは、ホエーを再加熱して作るイタリアのリコッタも同じ原理です。
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NO.2へ続く