今週のお酒は「おんな泣かせ」です。

名称：「純米大吟醸　女泣かせ」

製造者：（大村屋酒造場　静岡県島田市）

原材料：米、米麹
精米歩合：５０％
アルコール度：１６～１７度

このお酒、名称が独特なので、以前から飲んでみたいと思っていましたが、なかなか機会がなく、たまたま、会社の同僚に静岡出身の方がいて、いただくことができました。

さて、この「おんな泣かせ」について、箱にこんな説明文がありました。
～「おんな泣かせ」とは、日本酒が苦手な方や普段あまり口にされない方々にもおいしく飲んでいただきたいという想いから昭和５５年（１９８０）に誕生しました。このお酒は、しっかりと米を磨き、ていねいに醸した上品なイメージを持ったお酒です。名称は地元の異業種交流会「若竹会」のメンバーにより名付けられ、そこには女性もそのおいしさに泣けてしまうようなお酒であってほしいとの想いが込められています。以来今日では当蔵を代表する酒として、地元はもちろん全国の皆様にまで愛飲されております。寒冷の季節に搾り上げた「おんな泣かせ」は、瓶の中で半年間ゆっくりと低温貯蔵し、味わいがふくらんだ秋に出荷するお酒です。～

この説明文を読むまでは、なんとなく寄りがたい感じがしましたが、なるほどと納得し、さらに飲んでみると、香り豊かで誠にまろやかなふっくらした感じが、たしかに泣けてしまうような美味しさなんだろうなと感じます。
でも、絵柄もユニーク、瓶も角瓶で日本酒らしくなく、なんともインパクトのあるお酒ですね。
もしかしたら、女性は、この絵柄にすこし引いてしまう感じがあるかもしれませんね。・・・
でも、さすが、ほんと美味しいですね。