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仏像について

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京都に何年も通っている割に、実は「仏像」にあまり興味がありませんでした。 ところが、日本酒に興味を持ち出したタイミングと同じようなときに「仏像」に関する本を読む機会があり、そのときに「仏像」の魅力について、あまりにも自分が何も知らなかったことがわかり、それから、仏像との出会いを楽しんでおります。 ただ、仏像の世界は、果てしなく広く、深く・・・まだまだ何もわかっていないのですが、とりあえず、出会うことが一番だと思っています。 そんな中で、知識も広めていけたら、いいなと思っています。 さて、2年前から、仏像の基本は、やはり、「奈良」だと思うようになり、機会があれば、行くようにしているのですが、奈良は京都以上に交通の便が悪く、なかなか思うとおりに行けないものですね。
さて、今回、京都へ行くにあたり、前から一度行ってみたいと思っていた「広隆寺」へ行くこととしました。もちろん有名な「弥勒菩薩半跏像」を見たいからです。
弥勒菩薩」とは、釈迦の弟子となって教えを受け、未来には必ず如来になることを釈迦から予言されたと言われ、今なお、須弥山の兜率天において、菩薩行の修行を続けており、釈迦の入滅から56億年7千万年後に下生して如来となり、釈迦の後継者として釈迦が救済しきれなかった人々を救うとされている仏さまです。 広隆寺の「弥勒菩薩」は、その姿として、頬に指先をあてて片足を組んだ半跏思惟の姿がとくに有名な仏さまです。 普通、仏さまは、最近の言葉で言えば、メタボリックみたいな、お腹がややでて、ふくよかな感じがイメージですが、ここの「弥勒菩薩」は、これが仏さまと思うほどスマートな姿であり、また、かすかな微笑みがなんとも魅力的です。 まさに美術品という感じでしょうか・・ また、弥勒菩薩の他にも、十二神将十二軀、阿弥陀如来坐像、不空羂索観音菩薩立像、十一面千手観音立像などの国宝および重要文化財が多数、展示してあり、まさに、お寺というより、美術館という感じですが、近くで拝むことができるので、ありがたいことです。 もちろん、写真撮影は禁止なため、仏さまの写真は添付できませんが、南大門と本堂の写真を添付しておきます。
今年は、仏像との出会いの機会を増やしたいと思うものでした。