青空が好きです

ヤフーブログから移行しました。

日本酒を楽しむ会「岐阜県多治見市付近の蔵元のお酒を楽しむ」

12月15日(月)にとある場所で日本酒を持ち込んで、日本酒を楽しむ会を開催しました。
今回のテーマは、「岐阜県多治見市付近の蔵元のお酒を楽しむ」です。
実は、私の居住地である岐阜県多治見市には三千盛さんがあるのですが、この多治見市を中心に周囲を見てみると実に多くの酒蔵があります。私が日本酒に興味を持ち出したきっかけとなった酒蔵もあることから、今回はこのようなテーマで実施してみました。

用意した日本酒は以下のとおりであり、写真の左から1番です。
イメージ 1
1.〈美濃天狗〉大吟醸かくれ里 (林酒造:可児市
2.〈小左衛門〉純米吟醸38号 (中島醸造瑞浪市
3.〈はなざかり〉特別純米袋吊り搾り (花盛酒造:八百津)
4.〈はなざかり〉無濾過生原酒あらばしり (花盛酒造:八百津町
5.〈玉柏〉特別純米むかしのまんま (山田商店:八百津町
6.〈千古乃岩〉しぼりたて生酒 (千古乃岩酒造:駄知町)
7.〈三千盛〉純米吟醸しぼりたてにごり (三千盛:多治見市)

なお、写真の一番左には、「すず音」が写っていますが、これは、乾杯酒で用意しました。
また、なぜ、「すず音」かというと、今回、一ノ蔵酒造のSさんの参加を予定していたため用意しました。ただ、Sさんは当日、どうしても来られないこととなり残念ながら欠席でした。

したがって、当日は12名の参加者で実施しましたが、終了時には、用意したお酒はすっかり空となり、参加者のお酒の強さを感じるものでした。でも、とても賑やかに楽しくできたことが嬉しく、日本酒って、ほんと素晴らしいなぁと思います。

さて、今回、地元のお酒ということで、参加者の皆さんには、蔵元のHP等の抜粋や私が直接お話を聞いた内容等をまとめた資料を添付しましたので、参考に掲載させていただきます。

①三千盛
今の三千盛の基礎をつくりました先代の水野高吉のあとを引継ぎ、からくちの酒の良さをさがしだすべく社長・水野鉄治と役員そして従業員17名が日々精進しております。現在の石高は2500石程にて7・8・9月をのぞく3期醸造のシステムを導入して8年目となり製造スタッフ全員が一般社員およびパート社員にて蔵を稼働させております。

②林酒造
代表取締役は林伊兵衛さん。創業は1874年 従業員数は10名の小さな酒蔵です。この蔵では、季節限定酒としてつらら酒が有名です。このお酒の特徴は、白い部分のお米を生きた酵母が作用して、アルコールを造り、その過程で炭酸ガスを発生している状態(醗酵)のにごり酒です。飲むと若干、舌がピリピリ(炭酸ガス)と感じ、新酒の生のお酒の香りがやさしく、とても飲みやすいお酒です。

③中島醸造
岐阜県瑞浪の地で、創業1702年(元禄15年)より300年以上受け継がれてきた技を今に伝える「始禄」、「小左衛門」。このお酒を造るスタッフは、お兄さんの小左衛門さんは販売を、弟の中島修生さんが杜氏を渡邊良平さんが副杜氏を担当しています。酒造りを先代から受け継いで数年ですが、全国でもトップクラスの品質を安定的に造れる技術をつくりあげたと評判です。

④千古乃岩酒造
駄知町の入り口に位置する川辺に「稚児岩(ちごいわ)」と呼ばれる不思議な形の巨石があり、千年のめでたさを願いすこやかな子供のように大きく栄えてほしいとの願いを込め、その稚児岩という名石に あやかって命名された酒蔵です。

⑤蔵元山田商店
「蔵元やまだ」のある所は旧名で「玉井」といわれ、これは 「玉の井戸」からつけられた地名です。堀井戸から汲まれた水は、仕込み水にもなっています。明治元年創業以来この地で、「喉ごしが良く、飲み飽きのしない酒、甘い辛い、端麗濃醇ということに関係なく、とにかく長く付き合える酒」を理想として酒を醸し続けています。

⑥花盛酒造
山に囲まれた町八百津の木曽川河畔に建つ小さな酒蔵です。明治中期の創業。いわゆる特定名称酒を主体とした蔵で、小仕込みならではの手造りのよさを生かした酒を追求し、手を抜かない丁寧な造りを目指しています。具体的には和釜、甑を使い、箱麹法で麹を作り、(特別純米酒以上の酒には麹蓋を使います)上槽はヤエガキ式搾り機や袋吊り搾りで行います。生酒はすべて瓶囲い氷温貯蔵としています。200石の小さな蔵です。社長が蔵元、奥様が杜氏で2年前からこの体制でやっています。

それにしても、身近にとても素敵な蔵元がたくさんあることが嬉しい限りです。
これから、新酒の披露がある酒蔵開放の時期となりますので、とても楽しみです。