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日本酒を楽しむ会「旬な日本酒を楽しむ」

2月13日(金)にとある場所で日本酒を持ち込んで、日本酒を楽しむ会を開催しました。
今回のテーマは、「旬な日本酒を楽しむ」です。ちょうど2月4日の立春には、立春朝搾りが発売されることや、同じように立春に発売されるお酒の情報もあったことから、今回は、今がまさに旬な日本酒を楽しむということで企画してみました。

用意した日本酒は以下のとおりであり、写真の左から1番です。
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1.蓬莱泉 純米吟醸 立春朝搾り(関谷醸造
2.若戎 純米吟醸 立春朝搾り(若戎酒造)
3.蓬莱泉 特別純米生詰 寒おろし(関谷醸造
4.真澄 純米吟醸 あらばしり(宮坂醸造
5.菊石しぼりたて純米原酒 春待ち酒(浦野酒造)
6.千古乃岩 吟醸 バレンタインバージョン(千古乃岩酒造)


それぞれのお酒について、蔵元、酒屋さんのコメントを紹介します。

1.蓬莱泉 純米吟醸 立春朝搾り(関谷醸造):
2月4日極寒の立春の早朝、蔵元に出かけ、その日に搾ったお酒を瓶詰め・ラベル貼りの後、蔵内で神主によりお祓いを授かった後、自店まで持ち帰り直ちに飲んでいただくという趣旨のお酒です。(蔵に出向かないとお酒はもらえません)春を迎えるめでたき立春の日にふさわしい祝い酒、産声をあげたばかりのお酒で、生まれたての春を祝えます。一切の火入れをしない生酒、原酒です。酒蔵でしか味わえないフルーティな香気と、躍動感あふれる生まれてたて新酒の味わいを楽しんでいただけます。蓬莱泉は、四年前より参加です。「できたての状態ながら蓬莱泉の味筋が際立ち、ほぼ完成した香味はさすが蓬莱泉」と好評です。

2.若戎 純米吟醸 立春朝搾り(若戎酒造):
三重県の「若戎・・わかえびす」は、皇太子様が伊勢参拝の折にご指名される蔵元としてこの地方では有名です。こちらは、味わいのある酒造りが身上で、出来立てのフレッシュな状態から、数日、数週間、数ヶ月と時間が経てば、固いつぼみが徐々に花開くような熟成を見せてくれますのでお好みの状態でお飲みいただくことが可能です。

3.蓬莱泉 特別純米生詰 寒おろし(関谷醸造):
この「寒おろし」は熟成期間を通常より伸ばし木枯らしが吹き始める11月下旬頃から満を持して出荷されます。熟成されたお酒は、2度目の火入れをせずに生詰めして出荷されます。豊かな旨みが深まり、まろやかでトロリとした完熟の味わいが「寒おろし」の魅力です。

4.真澄 純米吟醸 あらばしり(宮坂醸造):
定評ある酒造りで全国的に知名度の高い長野県の銘醸蔵。真澄の季節限定品でももっとも人気の高いお酒で、こちらも2月4日立春からの販売になります。ナッツのような香ばしさ、レーズンのような甘みと表現される凝縮感のある香りで味わいは豊潤、じっくりと腰をすえて飲みたい逸品です。

5.菊石しぼりたて純米原酒 春待ち酒(浦野酒造):
この「春待ち酒」のラベルは名古屋の書家水野清波さんによるものです。女性らしい、春のやわらかな風を感じていただける装いになりました。そして中身の酒は菊石しぼりたて純米酒第一段です。しぼりたて純米原酒の発売は初めての試みです。春の風を思わせるやさしい口あたりとのど越しがすーと爽やかなとても透明感のあるいい酒になりました。

6.千古乃岩 吟醸 バレンタインバージョン(千古乃岩酒造):
ラベルがバレンタインバージョンなため、甘口のようにイメージしますが、中身は辛口、すっきりした口あたり、さっぱりとしたのど越しとなっています。

今回、用意したお酒は、甘口のものから辛口まで幅広く用意できたので、とても面白かったです。
でも、一番感じたのは、全体に春を感じさせるお酒であったことだと思います。
まさに日本酒とは「四季を感じることができるお酒」だということを感じました。

美味しい日本酒と料理、そして気の合う仲間とのおしゃべり・・・時間はあっという間に過ぎてしまいます。・・・「日本酒って、ほんとすばらしいです!」