青空が好きです

ヤフーブログから移行しました。

「愛知大学 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

7月18日(土)は、27年春季「愛知大学 日本酒講座 日本酒をとりまく酒文化を探る極上コース」の第四回目が開催されたので、参加してきました。
今回は、初テーマで、「文楽と酒」でした。

日本酒をとりまく文化として、「文楽」を取り上げ、DVDを見ながら日本酒を語る講座です。

そもそも文楽とはですね・・・
文楽とは、本来操り人形浄瑠璃専門の劇場の名。
現在、文楽といえば一般に日本の芸能である人形劇の人形浄瑠璃を指す代名詞となっている。
文楽座の始まりは、淡路仮屋の初世植村文楽軒が「西の浜の高津新地の席」という演芸小屋を
大坂高津橋南詰に建てて、興行したのが始まりとされる。
1955年に文楽文化財保護法に基づく重要無形文化財に指定。ユネスコ無形文化遺産保護条約
の発効以前の2003年に「傑作の宣言」がなされ、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に
掲載され、無形文化遺産に2009年9月の第一回登録で正式に登録された。

文楽は、男性によって演じられる。
太夫、三味線、人形遣いの「三業(さんぎょう)」で成り立つ三位一体の演芸である。
客席の上手側に張り出した演芸用の場所を「床」と呼び、回転式の盆に乗って現れた
太夫と三味線弾きが、ここで浄瑠璃を演奏する。
対して人形のことを「手摺」と呼ぶが、これは人形遣いの腰から下が隠れる板のことを
手摺ということからだそうです。~勉強になります~

人形遣い
イメージ 1

古くは1つの人形を一人の人形遣いが操っていたが、1734年から三人遣いが考案され、
現在では3人で操るのが普通である。主遣い(おもづかい)が首(かしら)と右手、
左遣いが左手、足遣いが脚を操作する。「頭(ず)」と呼ばれる主遣いの合図によって、
呼吸を合わせている。
黒衣装だが、重要な場面では主遣いは頭をさらすこともあり「出遣い」と呼ばれる。
左・足遣いは顔を隠している。



太夫
浄瑠璃語りのこと。一人で物語を語るのが基本で、情景描写から始まり多くの登場人物
を語り分ける。
イメージ 2

この方は、7代目「竹本住大夫」さんです。人間国宝です。

古い作品も見せていただきました。
イメージ 3

イメージ 4

講座の短い時間の中で、作品を全て見ることはできませんが、
自分の中で知らなかった世界が広がり、大変、興味深かったです。

日本文化と日本酒・・・
ますます面白くなってきました。
また、次回が楽しみです。