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「愛知大学 日本酒講座 極上コース」に参加してきました。

12月21日(土)は、25年秋季「愛知大学 日本酒講座 極上コース」の第三回目が開催されたので、参加してきました。
今回のテーマは、「食材との相性研究(上級編)」の予定でしたが・・・極上コースは、今回も変化球です。
今回は、「中村富十郎 中村勘三郎 追善」ということで、
急きょ「歌舞伎と酒」のテーマとなりました。

用意された日本酒は、以下のとおりです。
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日本酒を自由に楽しみながら、歌舞伎鑑賞と、生徒同士の日本酒の味わいと歌舞伎を語りあいます。

今回、鑑賞した歌舞伎は、「籠釣瓶花街酔醒」です。
江戸時代の享保年間に起きた「吉原百人斬り」事件をもとにした、三代目河竹新七の作だそうです。
吉原遊郭が題材ということで、遊郭遊郭の資料も用意していただきました。
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DVD鑑賞は、全てを鑑賞する時間がないので、丸尾先生が、いいところのシーンを選定してくれます。


○吉原仲之町見染め場
 江戸に絹を売りに来た佐野次郎左衛門が下男治六とともに吉原を見物する。
次郎左衛門は、花魁道中の「八ツ橋」を見かけ、一目ぼれしてしまうシーンです。
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立花屋店先の場~大音寺前浪宅の場~八ツ橋部屋縁切りの場
 佐野次郎左衛門は、その後、八ツ橋のもとに通いつめ、近々身請けをする話がまとまります。
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八ツ橋の情夫である浪人・繁山栄之丞は、八ツ橋に愛想尽かしをするよう無理強いします。
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八ツ橋は、次郎左衛門に愛想尽かしをし、満座の中で恥をかかせる。
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立花屋二階の場
 年の暮れ、次郎左衛門が久し振りに立花屋に顔を見せ、八ツ橋とまた初会となって遊びたいという
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八ツ橋と二人になった次郎左衛門は「よくも恥をかかせたな」と「籠釣瓶」を抜き、
逃げる八ツ橋を切り殺す。
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狂気した次郎左衛門は刀を燭台に透かし見て「ハテ籠釣瓶はよく切れるなあ」と笑う。
この最後の演技・・・中村勘三郎・・・素晴らしかった・・・


ということで、今回は、映像に見入ってしまい、生徒同士の日本酒談義は、二次会でとなりました。

日本文化である「歌舞伎」・・・ほとんど興味がありませんでしたが・・・
丸尾先生のおかげで、どんどん魅力が広がっていきます。
本物が見たいですね。

日本酒と歌舞伎・・・素晴らしい。
丸尾先生、いつも素敵な企画、ありがとうございます。