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「日本酒利き酒会」を開催しました

とある場所で「チーム対抗日本酒利き酒会」を開催してみました。

用意した日本酒は左から①で、以下の5種類です。
①〈鬼ころし〉隠し吟醸濃姫の里
②〈久保田〉純米大吟醸「萬寿」
③〈長珍〉生生熟成5055
④〈蓬莱泉〉熟成生酒「和」
⑤〈三千盛〉純米吟醸
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その5種類のお酒をブラインドで試飲し銘柄を当てるという企画です。
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実施方法は、それぞれの日本酒データや特徴、そして1合あたりの単価を記載した紙を渡し、4人1組のチーム対抗戦という形で実施しました。
試飲時間は15分です。

それぞれのお酒の特徴は以下のように表しました。
①〈鬼ころし〉隠し吟醸濃姫の里→パック酒ですが、吟醸酒特有なフルーティーで芳醇な香りと淡麗でスッキリした上品な味が特徴のお酒です。
②〈久保田〉純米大吟醸「萬寿」→久保田の最高峰。存在感を主張します。「やわらかく」「ふっくら」と精魂込めて醸しだした逸品です。
③〈長珍〉生生熟成5055→地元津島のお酒です。このお酒は、長珍酒造の中でも入手困難な超人気商品です。
④〈蓬莱泉〉熟成生酒「和」→米の甘味と旨味が口いっぱいに広がり、それを酸味がさらりと消していく、甘味とキレを両立したお酒です
⑤〈三千盛〉純米吟醸→からくち酒の味わいとは、口あたりは軽快で決して「からさ」などは感じないのです。しかし呑むほどに旨みが口中しみわたりとても奥深い味わい。

また、それぞれのお酒の1合あたりの単価は以下のとおりです。
①〈鬼ころし〉隠し吟醸濃姫の里→140円
②〈久保田〉純米大吟醸「萬寿」→916円
③〈長珍〉生生熟成5055→336円
④〈蓬莱泉〉熟成生酒「和」→420円
⑤〈三千盛〉純米吟醸→350円
①と②の単価は6.5倍の差があります。

さて、結果は!というと・・・
4チームのうち、3種類を当てたチームが2チーム、2種類が1チーム、1種類が1チームという結果でした。

1種類しか当てられなかったチームが、実は、一番お酒好きなチームでした。(このチームは、お酒が飲めれば何でもいいのかもしれませんね)

また、どこのチームも当てられなかったお酒が1種類だけありました。
それは、なんと一番高級な〈久保田〉純米大吟醸「萬寿」でした。
・・・これは、高級過ぎて、普段飲み慣れていない結果かと思ったりします。

でも、結果公開後、残りのお酒は参加者で懇親会として飲みましたが、
一番最初になくなったのは、その〈久保田〉純米大吟醸「萬寿」でした。

また、お酒の銘柄が判明すると、「やっぱりそうか」と言う人が多いのも面白いものですね。
お酒をいかに銘柄のイメージだけで評価していることが多いかがわかります。
日本酒とは誠に奥深いものだとあらためて感じる面白い企画でした。

そんなことで、
今年も1年間、私は新たな日本酒の出会いを楽しみたいと思います。