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「清洲桜醸造」の蔵見学へ行ってきました。

2月7日(土)に「清洲城信長鬼ころし」で有名な「清洲醸造」の蔵見学に参加してきました。
今回の蔵見学は、日本酒の会sakenagoyaメンバーによる特別企画として限定8名の参加者による見学会です。
個人的に清洲醸造さんのお酒として、過去のブログにも書いたことがありますが「隠し吟醸」というお酒がとてもお気に入りです。なんといっても安くて美味しい・・・
ということで、その造りはどのようになっているのか、とても興味深く見学させていただきました。
結論からすると、日本酒造りにおけるそれぞれの基本工程はしっかりと押さえ、それをできる限り機械化することにより、コスト削減を実施していることがわかりました。見学した印象はまさに製造工場そのものということでしょうか・・・

酒造りにおけるそれぞれの工程の写真は以下のとおりです。

まずは、洗米、浸漬工程です。お米をタンクに入れ込み、水と混ぜあわせ洗米しながら浸漬タンクまで運ばれます。
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浸漬タンクです。吟醸酒クラスの浸漬時間は20分程度ですが、普通酒クラスでは、このように明日の蒸し工程まで漬けたままにしておくそうです。
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連続蒸米機です。朝6時から稼動するそうです。
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蒸したお米のうち、麹米は、この自動製麹機に搬入されます。まさにここが、通常、酒蔵で一番重要な麹室になります。
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自動製麹機の中はこのようになっており、適切な温度管理と切り返しが機械で行われます。
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そしてもろみタンクです。
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タンクは工場の2階部分にあり、タンクの屋上部分はこんな感じとなっています。とても景色のいいところですが、階段で上がるとかなりしんどいです。
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これは酒母タンクです。酒母といってもとても大きなタンクです。
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もろみを搾り、貯蔵タンクで寝かした後、火入れして製品化となります。
紙パック充填ラインの状況ですが、まさに工場見学のイメージですね。ラインが早いので、携帯カメラでは製品を捉えることができませんね。
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一通り見学した後は試飲会です。清洲醸造というと、紙パックのお酒ばかりだと思っていましたが、「楽園」という大吟醸クラスのお酒もありました。でも個人的には「隠し吟醸」がやはり絶品ですね。
この試飲会のあとは、会場を変えての懇親会です。写真はありませんが、結局、この時間が一番楽しいものですね。清洲醸造のKさん、誠にありがとうございました。
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