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A大学の日本酒講座に参加して

5月17日は、A大学の日本酒講座、第2回目に参加してきました。
今回のカリキュラムは、「日本酒は世界一高度な醸造方法」と題して、前半と後半の2部構成でした。

前半は、実際に酒造りをしている静岡県藤枝市の「志太泉酒造」から望月さんにきていただき、酒造りの基本的な方法を講義で学びました。
http://shidaizumi.com/index.htm

用意された日本酒は「志太泉酒造」から以下の6本が用意されました。
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左から
純米酒 山田錦
純米吟醸焼津酒米研究会山田錦
吟醸酒山田錦
純米吟醸八反35号④
大吟醸15BY⑤
6丸鮨オリジナル純米大吟醸
なお、○数字は、試飲した番号です。

食事とともに試飲です。
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食事と試飲もしながら、「志太泉酒造」の望月さんの講義はしっかりと聞いています。
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そして、前半が終了し、後半は、日本酒バトルロイヤルです。

メーカー、酒販店、消費者、飲食店それぞれ代表者を日本酒レスラーとして、テーマをもとにバトルロイヤルをするものです。

今回のテーマは、「誰が何と言おうが、日本酒はここが素晴らしい!」ダァーでした。
さて、それぞれ各界の代表には、日本酒レスラーとして、下記のような紹介がありました。

メーカー代表:酒造界のファンタジスタ 「志太泉酒造」の望月さん
酒販店代表:酒販店業界の暴走機関車 「秋貞商店」のAさん
http://www.akisada.jp/index.htm

消費者代表:きき酒のホームラン王 Mさん
飲食店代表:明日の日本酒界より今日の売上げ 丸鮨 丸尾先生

日本酒バトルロイヤルの雰囲気です。
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聞いていて、なるほどと思うことばかりです。
以下に印象に残ったことを列記してみます。

・お酒の販売数を見ると、過去は日本酒が80%で、その他が20%であった。
 それが、焼酎ブームの3年前は、日本酒が30%で焼酎が70%と完全に逆転していた。ところが、昨 年は、日本酒が48%、焼酎が52%と同レベルまで盛り返してきた。
・日本酒は、各メーカー全てで味が違う。焼酎とはそのへんが違う。
・日本酒は、全ての食材に合う。合わない食材を見つけるほうが難しい。ところが、ワインには合わない 食材がある。だからソムリエがいるのである。したがって、日本酒には利き酒師は不要である。
・日本酒は哀しいときにも飲める唯一のお酒である。(大ヒット!)
純米酒こそが唯一の日本酒と言われる方もいるが、醸造アルコール添加でも美味しい日本酒はたくさん ある。
・日本人はラベルに弱い。日本酒を目隠しして飲むとほとんど当たらない。
・日本酒は数値で飲むものではなく、感情で飲むべきである。

などなど、短い時間でしたが、受講者の意見も交えながら、まさにバトルロイヤルで、とても参考になりました。
あらためて日本酒の素晴らしさを感じるものです。
私は、今後も日本酒ですね。